2026/8/4に開業予定です。7/31~8/2に内覧会を実施します。

「歯を失った場所に、もう一度確かな噛み心地を」
一口腔単位の診断に基づき、将来を見据えたインプラント治療

インプラントとは、むし歯や歯周病、あるいは歯の破折などによって歯を失ってしまった部位の顎の骨に、チタンなどの生体親和性の高い材料でできた人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療方法です。

近年は技術や材料の進化とともに成功率が上がり、安定的な治療成績を残すようになり、アレルギーのリスクも少ないため、利用者が増えています。当院では、この優れた治療を単なる「部分的な穴埋め」として行うのではなく、お口全体の将来を見据えた診査・診断のもとにご提供しています。

病因論:場当たり的な治療が招くリスク

なぜ、「将来を見据えた治療計画」が必要なのか?

歯がダメになるたびに、その場所だけにインプラントを埋入するような場当たり的な治療は、長期的に見て患者さんに大きな利益をもたらしません。全体の診断をせずに埋入されたインプラントは、将来的なお口全体の再構築において、かえって邪魔になる可能性があります。また、計画性のない治療を繰り返すことで、結果として手術の回数が増え、トータルの費用や身体的負担も大幅に増大してしまいます。

【インプラントの本数と周囲炎のリスク】

さらに重大なリスクとして、インプラントには「インプラントレベルでの周囲炎の有病率」が明確に存在します。つまり、場当たり的な治療によってお口の中のインプラントの本数自体が単純に増えれば増えるほど、インプラントの歯周病である「インプラント周囲炎」を発症し、周囲の骨を溶かしてしまうリスクが比例して高くなります。

だからこそ当院では、初診時にお口全体の包括的な総合診断を行い、10年、20年先を見据えて「本当に必要な部位に、最適な本数で、最も長持ちする位置」を見極めてから治療計画を立案します。

【インプラントも万能ではありません】

インプラントはあくまで欠損を補うための「選択肢(オプション)の1つ」です。すべての症例においてインプラントが絶対的な正解というわけではなく、お口の状態や骨の環境によっては、ブリッジや入れ歯(義歯)を選択することが最も適切であり、最適解となる症例も数多く存在します。

フラットな視点から「本当にインプラントが必要か、あるいは他の方法が最善か」を見極め、最小限の介入で長持ちする治療計画を立案します。

難症例や骨が不足しているケースへの対応

インプラントを安全かつ確実に機能させるためには、土台となる顎の骨が十分にあることが絶対条件となります。当院では、骨の不足によって他院で治療が困難と診断されたケースに対しても、柔軟かつ高度な対応が可能です。

  • 骨移植術の対応: 骨が足りないと言われてインプラントが困難だった方も骨移植術に対応しておりますので、まずは一度ご相談ください。
  • 外部専門医との強固な連携体制: 難易度の高い症例に対しても、当院のネットワークを活かし、外部の信頼できる専門医の先生と密に連携・協力して対応する体制を整えています。

当院のインプラント治療における安全対策

  • 三次元高精細CBCTによる精密骨診断: インプラントを埋入する顎の骨の量、幅、神経や血管の位置を立体的に把握します。事前の三次元シミュレーションを行うことで、目に見えないリスクを徹底的に排除します。
  • 徹底した環境コントロール: インプラント周囲炎のリスクを下げるため、お口の中全体の衛生環境を整える歯周基本治療を徹底し、口腔内の清潔な環境を作ってから手術に臨みます。

まとめ

インプラントは、適切に計画され、適切なセルフケアとメインテナンスを実施することで長期に安定し機能します。しかし、その成功の鍵は「どれだけお口全体を総合的に診断できているか」にあります。当院では、科学的根拠に基づいたインプラント治療をご提案いたします。