2026/8/4に開業予定です。7/31~8/2に内覧会を実施します。

「ただ並べるだけでなく、お口の健康維持を目指すために」
ライフステージや状況に応じ、適切な装置を選択して進める矯正治療

当院では、安心して治療を受けられるよう、事前に丁寧な診査を行い、お一人おひとりの状態やライフステージに応じた矯正装置(ワイヤー矯正、またはマウスピース矯正など)をご提案しています。状況に合わせて適切な装置を選択することで、無理のない範囲で効率的に治療を進められるよう配慮しています。

当院が考える矯正治療には、外見的なバランスを整えることと、お口の健康を守ることの「2つの目的」があります。

1. スマイルデザイン(口元のバランスと笑顔への配慮)

歯並びの乱れや口元の立体的なバランスにお悩みを抱えることは、けっして特別なことではありません。なぜなら、私たちが専門とする「口腔(お口)」という領域は、食事を司るだけでなく、お顔の印象に関わり、人と繋がっていくための大切なコミュニケーションの窓口でもあるからです。人との対話において、整った歯並びやバランスの良い笑顔は、自然とすっきりとした好印象をもたらします。

当院が行う矯正治療は、単に歯の凹凸をきれいに並べるだけのものではありません。お顔全体の骨格的なバランスを考慮し、下顎の位置や前歯の適切なポジションに配慮しながら、その方に調和した自然なスマイルラインを目指して治療計画を立案いたします。

2. 歯を守るための矯正治療(構造的な崩壊の予防)

かみ合わせの悪さが、歯の寿命を左右するという事実

これまで歯を失う主な原因はむし歯や歯周病とされてきました。しかし近年の大規模な学術研究により、「歯並びやかみ合わせの悪さ(不正咬合)」も、将来的に歯を失うリスクに深く関係していることが分かってきています。

  • 8020達成者に共通する「正しい歯並び」: 80歳で20本以上の健康な歯を残そうという国を挙げた運動(8020運動)において、実際に達成できた方々のお口の中を調査した国内の矯正学的な研究によると、達成者の大部分が、正しい位置に歯がある「正常咬合」の人であったというデータがあります。つまり、かみ合わせの良さは、歯を長持ちさせるための大切な要素なのです。
  • 反対咬合(受け口)は歯を失うリスクが「1.48倍」に: 東北大学大学院歯学研究科顎口腔矯正学分野の研究グループが地域住民1万7,349人を対象に実施した大規模な解析調査(2026年1月発表)により、かみ合わせが歯の寿命に影響を与えていることが明らかになりました。 調査結果によると、反対咬合(受け口)の傾向がある人は、そうでない人に比べて「歯が20本未満になってしまうリスクが1.48倍」高く、さらに「奥歯を失うリスクも1.14倍」多いという事実が実証されています。前歯が正しく噛み合っていないことで、食事の際に奥歯へ過度な負担が集中し続け、結果として奥歯の寿命を縮めてしまう傾向にあります。
  • 歯列不正がお口の健康に与える物理的な影響: 歯並びが悪い状態(不正咬合)を放置すると、日々のセルフケアにおいて以下のような具体的な不利益が生じやすくなります。
  • むし歯リスクの増大(ブラッシングの死角): 歯が重なり合っていたり、凸凹した配列の場所は、どれだけ熱心に歯を磨いても毛先が届きにくく、物理的な磨き残しが生じます。
  • 歯周病リスクの増大(清掃性の低下と負荷): 磨き残しが長期間にわたって停滞しやすい環境は、歯周病菌の格好の温床となり、歯茎の腫れや歯槽骨の吸収を引き起こす原因になります。さらに、かみ合わせの乱れによって歯が不自然な方向へ揺さぶられる負荷(咬合性外傷)が加わることで、歯周病の進行を後押ししてしまうことがあります。

まとめ

一口腔単位の診断から、無理のないゴールへ 当院における矯正治療は、単に見栄えを良くすることだけを追うのではなく、お口全体を一つのシステムとして捉える「包括的総合診断」に基づき、かみ合わせの機能性を考慮しながら、個々の状態に適したゴールを目指しています。 当院には矯正の専門知識を持つドクターが所属しており、むし歯治療、精密根管治療、歯周病治療、そしてインプラント治療といった各科目の視点とシームレスに連携を取りながら、お一人おひとりに適した治療計画をご提案いたします。