2026/8/4に開業予定です。7/31~8/2に内覧会を実施します。

笑った時に歯茎が見える「ガミースマイル」の原因と治療法
お顔立ちとの調和を見極め、世界的な診断システム(Global Diagnosis)に基づいて原因を追究するアプローチ

笑った時に歯茎が見える「ガミースマイル」の原因と治療法

お顔立ちとの調和を見極め、世界的な診断システム(Global Diagnosis)に基づいて原因を追究するアプローチ

「笑った時に歯茎が目立ってしまい、思い切り笑えない」「口元を手で隠して笑ってしまう」このようなお悩みを持つ方は少なくありません。笑った時に歯茎が過剰に見える状態を、専門用語で「ガミースマイル」と呼びます。

一般的に、笑った時の歯茎の露出は3mm程度までは自然で許容範囲とされていますが、それ以上見えてくると、審美的に気になり始める方が多いというデータがあります。ガミースマイルの原因は人によって異なり、それに応じた治療アプローチも全く異なります。

当院では、世界的な審美歯科・包括歯科のトップリーダーであるウィリアム・ロビンズ先生が提唱した診断システム「Global Diagnosis(包括的総合診断)」に基づき、ガミースマイルを引き起こす「4つの原因」を客観的に見極め、お一人おひとりの状態に適した治療法をご提案しています。

ガミースマイルを引き起こす「4つの原因」と治療法

ガミースマイルは、主に以下の4つの原因、あるいはそれらの組み合わせによって起こります。

原因1

歯の長さが短い(短い臨床歯冠長) 歯自体が短い、あるいは歯茎が本来の歯に大きく被さっているために、相対的に歯茎が目立ってしまう状態です。子供の頃に歯が生えてくる過程で歯茎が正常な位置まで下がりきらない「受動的萌出不全」や、歯ぎしり等による歯のすり減り(Tooth Wear)、生まれつき小さい歯(矮小歯)などが該当します。

【主な治療法】

余分な歯肉や骨のラインを微調整し、隠れていた歯本来の大きさを露出させる「エステティック・クラウンレングスニング(歯冠長延長術)」という小手術を行います。歯がすり減っている場合は、セラミックなどで歯の形態を回復させる治療を組み合わせることもあります。

原因2

歯が骨ごと下に伸びてきている(歯槽骨の挺出) 歯のすり減りなどが原因で、失われたかみ合わせの隙間を埋めようと、歯が周囲の骨(歯槽骨)ごと下に伸びてきてしまう状態です。これによって歯茎の位置も一緒に下がってくるため、笑った時に歯茎が見えやすくなります。

【主な治療法】

矯正治療によって歯を本来の高さ方向に押し戻す(圧下)、かみ合わせ全体の高さを整える(咬合挙上)、あるいは「クラウンレングスニング(歯冠長延長術)」などを行います。

原因3

唇の長さや動きの問題(短い上唇 / 上唇の過活動) 歯や顎の骨に問題がなくても、唇そのものの形や動きの柔軟性に原因があるケースです。生まれつき上唇の縦の長さが短い状態や、笑った時に上唇を引き上げる筋肉(上唇挙筋など)の働きが大きすぎる状態(上唇の過活動)があります。

【主な治療法】

一時的に上唇の筋肉の働きを和らげて上がりすぎを抑える「ボトックス注射」(効果は数ヶ月)や、上唇の裏側に対する外科的手術、笑い方のバランスを整えるトレーニング(行動変容療法)などがあります。

原因4

骨格的な問題(垂直的上顎過大) お顔全体の比率を見た時に、上顎の骨自体が縦方向に大きく成長している状態です。

【主な治療法】

骨格そのものへの介入が必要となるため、専門の医療機関において顎の骨を切る顎矯正手術(ルフォーI型骨切り術など)が適応となる場合があります。

当院の診査・診断へのこだわり

原因を特定しない「その場しのぎの処置」が招くトラブル

「自分のガミースマイルがどの原因に該当するのか」をご自身で判断することは非常に困難です。また、これら複数の原因が重なって引き起こされていることも少なくありません。当院では、原因を特定しないまま、ただ安易に歯茎を切ったり、セラミックを被せたりするようなその場しのぎの治療は絶対に行いません。

歯科医学的な診断なしに歯肉だけを切除すると、顎の骨と歯茎の適切なバランス(生物学的幅径)が破壊され、「せっかく治療したのにすぐ元の形に後戻りする」だけでなく、「歯茎に永続的な炎症が続き、慢性的に赤く腫れたり、歯茎の境目が浅黒く変色してしまう」といった、重篤なトラブルを引き起こすリスクがあるからです。

そのため当院では、お顔全体のバランスや唇の動的な動きを正確に評価するため、お口の中の写真だけでなく、お顔全体の写真(お口を閉じた状態、リラックスした状態、微笑み、思い切り笑った状態)を多角的に撮影させていただきます。さらに、レントゲンや歯周ポケットの精密な検査を行い、「なぜ歯茎が見えるのか」の背景にある原因を論理的に突き止めます。

まとめ

ウィリアム・ロビンズ先生の臨床哲学を実践する: 当院の院長は、Global Diagnosis(包括的総合診断)の提唱者であるウィリアム・ロビンズ先生より、直接の講義および実習プログラムを修めてまいりました。お顔全体の基準から逆算して口元の審美性をシステマティックに整える世界水準の診断システムです。 長年ガミースマイルや口元の見た目に悩まれている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。炎症や再発のリスクを十分に考慮しながら、あなたのお顔立ちに調和する自然なゴールを一緒に見つけていきましょう。

※ガミースマイルに関するエステティック・クラウンレングスニング、セラミック修復、ボトックス注射等は自由診療となります(完全予約制・審美歯科治療)。